設計料の目安


設計料といいましても、舞台的な事例により規模や仕様、立地条件などで設計手間や、協力会社への支払い料など、様々な要因で決まります。そのため、お客様のご要望や条件をお聞きしてみないとはっきりしたことはわかりません。この世に一つしかないものを作る行為ですので、ご理解いただきたく思います。

しかし、高い費用が発生することです。ご検討の目安として、過去に携わった物件の具体例を記しましたので、参考にしていただきたいと思います。

設計料の具体例

住宅新築(木造2階建て、延床面積150㎡) 【設計料 約220万円】

今まですまれていたお家を建て替えするプランで、引っ越し、家具購入費、登記費などの諸費用を差し引いて、建築に関する予算が2500万円でした。シンプルな平面形状にし、工事費はもちろん設計料を抑えるように、構造をシンプルにし、窓や設備機器も既製品の中から選んでいただくようにしました。

 

住宅改修(木造2階建て、延床面積200㎡) 【設計料 約100万円】

息子さんが世帯をもたれるということで、一部増築の全面改修を行うプランでした。新築図面がしっかり残っており、それを利用した設計が出来たこともあり、設計料を抑えられました。

 

事務所ビル(鉄骨造3階建て、延床面積160㎡) 【設計料 約250万円】

事業拡大に伴う事務所ビルの建て替えプランでした。

建設地が事務所から近く経費を少なくでき、一部の階をスケルトンにするということで設計料を抑えられました。鉄骨造の新築工事ということで、監理料は住宅と比べて少し高めに設定させていただきました。

 

店舗改修(テナントビル5階部分、床面積100㎡) 【設計料 約100万円】

物件探しからお手伝いさせていただいた物件で、ダンススタジオの移転に伴う改修プランでした。

照明器具、家具などをお客様に選んでいただいたり、設計時間に余裕をいただいたことによって設計料を抑えられました。

 

店舗改修(木造2階建て1階部分、床面積15㎡) 【設計料 約30万円】

知り合いがクレープショップを立ち上げるということで、プラン作成から工事の手配までをお手伝いしました。

予算が少ないので設計料を抑えたいということでしたので、打合せや設計スケジュールを弊社の都合に合わせていただき経費を抑えました。

 

※設計料には確認申請作業費(官庁への申請料除く)、基本設計費、実施設計費、工事監理費が含まれます。